
ここは、ヘンデルハウスのホールです。先日 ”楓(fu−)” の「
名画と古楽器」のエントリーに、 Angela Franke の撮影した2段鍵盤のチェンバロがありました。反響板の裏に装飾がされておりましたのを拝見し、ヘンデルハウスのチェンバロを思い出したのです。
ここではチェンバリストの方々の演奏会があります。この時代はピアノがなかったのですね。現在ピアノで弾かれているヘンデルの名曲は、チェンバロから生まれたものです。バロック音楽にかかせない鍵盤楽器です。
チェンバロが進化してピアノが誕生したのか、打楽器による演奏の音域を広げるためにピアノが生まれたのか、専門家ではありませんが、チェンバロとピアノは、まったく別の生き物であり、現代ではピアノが主流になって作曲が行われていると考えています。

Stammbaumは、系統樹を図像化しようとした楽譜を指すようですが、ヘンデルハウスにも同じものがあります。写真がStammbaumです。ヘンデルが誕生した時代は、 1685年のドイツです。その後に誕生したのがモーツァルトで、チェンバロからピアノの前身である「
フォルテピアノ」という楽器へ移行したのです。
鍵盤楽器では、オルガンもありますね。いま活躍中のピアニストがオルガニストやチェンバリストではありません。
もちろんすべてを統べる奏者がいるとは思いますが、やはりそれぞれの領域が違うのですよね。
fu−が、12世紀の頃でしょうか、中世ヨーロッパにおける女性作曲家「
ヒルデガルド・フォン・ビンゲン」の記事を書いています。そのトラックバックに、ヒルデガルド・フォン・ビンゲンがどんな楽器で作曲したのかを、名画から紹介された、BAUさんの記事を発見。
プサリテリウムという楽器です。(ちなみに、1805年に生まれた
ファニー・メンデルスゾーン=ヘンゼルも、19世紀後半の女性作曲家。)

さて、ヘンデルと同時代にはオルガニストの息子として誕生したジャン=フィリップ・ラモーがいます。
青柳いづみこ さんの弾く Rameau の記事(試聴できます)があります。
ハーモニーという語を和音や和声の意味で用いるなど、音楽理論家としても有名です。
アダム・エルンスト・ライヒアルト(アダム・エルンスト・リチャード)(1670-1756)のものではないかといわれているのが右の写真です。これは、ヘンデル・ハウスでの展示でした。”楽器の女王”とはオルガン、”楽器の王”とはピアノといわれています。
興味をもたれた方は下記リンク先へどうぞ
鍵盤楽器の参考サイト
mvsica homepage/
オルガンの歴史
パイプオルガンと音楽/
オルガンの美術館
試聴
Listening Room
絵画
Hugo van der Goes Positive organ
「
Zwei Engel mit einem Positiv auf einem Bild」